宇宙チャンネル (Uchu Channel)

宇宙チャンネル (Uchu Channel)を通して現役ロケット開発者がわたし自身が語る、ロケット開発の生の声、宇宙や星に関するいろんな情報を発信しています。 そして、この発信からいろんな人に宇宙に興味をもってもらいたい、日本の自然科学・宇宙産業をもっと活発にしたいと思っています。

人とロケットの推進力はなにか?

宇宙Ch.です。2017年もはじまりました。

今年こそは!という思いを持っている人も多くいるかと思います。

そして、人もロケットも目標に向かってすすむ力→推進力が必要ですよね。

 

ロケットの場合、推進力は”作用・反作用の法則”により発生しています。

身近なたとえですと”消火訓練”。

消火器で消火剤(あの、白い粉みたいなもの)が勢いよく火に向かって

飛ぶときに、結構踏んばらないと火と逆方向に体が持っていかれますよね。

反対方向に行こうとする力が作用します。

 

ロケットで言ったら、火薬や液体酸素/水素が反応して燃焼するエネルギーが、高圧のガスを生み、ノズルから吹き出ることによって、ロケット自体は吹き出す側と反対方向の力で宇宙へ向かっていくことになります。

 

なのでロケットの推す力(推力)の”源(エネルギー)”は燃焼エネルギー(急激にもえることにより、大量の燃焼ガス(一酸化炭素など)が発生して、ガスの圧力が推す力)となります。

 

では、人の推進力の源(エネルギー)は何になるのでしょうか。

 

宇宙Ch.はというとエネルギー(”動機”ともいえるかと思います)は”日本の宇宙の仕事に関わる人を増やしたい”というものです。

現状、日本の宇宙ビジネスは、あまり活発だとはいえません。お客さんのニーズに合わない高コスト体質や開発を継続して行っていない技術者の高齢化などの問題が壁となっているかと感じます。

そこを何とかしたい”という”問題提起”から動機が生まれ、それが自分を動かすエネルギーとなっているのではと考えます。

 

皆さんも目標をたてるということは、現状に問題提起していて”そこを何とかしたい!”という思いが強いほど自身を動かすエネルギーが強くなるとおもいます。

一年の始まりに深掘りして、再認識し、もっとエネルギーを高めるとよいかもしれませんね。