月明かりに照らされた宇宙ステーション
だんだん、寒くなってきて、雲ひとつない夜には星がよりきれいに見える時期になってきましたね。
(特に僕が住んでるいるのは地方ですんで(笑))
そんな時、天文ガイドなどを時にみているとよくでてくる
”月面通過の宇宙ステーション”をみてみたいなぁーと最近はよく思います。
調べてみると、
・月の位置
・宇宙ステーションの通過位置
がマッチした場所でやっとみえるようです。
そんなアプリがこれ↓
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ed_morana.iss_transit_prediction_free&hl=ja
アンドロイド版だったので、製作者にiphone版はないかさっき聞いてしまいました。
そして、月面を通過する時間は1秒もなくコンマ何秒の世界です。
(たぶん、高速シャッターでとらえて後でじっくりみるのがよさそうですね(静止画ですが))
でも、なんか
”はるかかなたの月を観ながら、人が活動している宇宙ステーションを同時に観る”
というのが、不思議な間隔 ”自分たちが住んでいるところと宇宙との壮大な距離感”を
感じて、そこを”観たい”という欲求が突き動かされているのだと思います!
自分の想像や感覚を超える”未知なるものをみたい好奇心”
というのがとてつもない遠くの惑星や星を観るという行動につながっているのだと思います。
”いつまでも好奇心”は重要です)^o^(
でないと、僕も宇宙開発をやってますが、宇宙に人が行けるようになったりしないですかね。
イプシロンロケット2号機
初号機の打ち上げから、かれこれ3年が経ち、やっと公式発表されました!
イプシロン2号機打ち上げ 12/20です。
なぜ、3年もかかったかというと...
打上能力向上(100kgプラスでも打ち上げられる)のため、結構変化しました!
例えば、従来はアルミのリングをつなぎ合わせたものだったのを、繊維と
アルミハニカム(アルミの蜂の巣みたいな構造、ダンボールでよくあるやつです)の一体物に
し、軽量化を図っています。
アルミの比重は2.7g/cm3(1センチのサイコロ型で2.7g)、繊維は1.6g/cm3ぐらいなので
約半分の重さになりますね。繊維の方向で縦にも横にも強い構造を作っています。
ただ、作り方(熱と圧力で繊維を固める)が独特なので、”形”がでにくい!
と、いい点ばかりではないですが、トライ&エラーを繰り返して、ベストなものを、そして
作りあげた人の”思い”がつまっているんだと思います。
満月(ウルトラスーパームーン)
明日というか、もう今日ですが11/14は満月ですね。
今回の満月はいわゆる”ウルトラスーパームーン”で”68年ぶりの月と地球の近さ”
とのことです。通常の月より約15%ほど大きく見えると。
ロケットを作っているので、”満月”という言葉で違うことを調べてみました。
地球から月まで38万キロ、地球 直径1.2万キロなので、地球を約32周で月に到着します。
飛行機ぐらいの時速:850kmでいくと約19日かかってしまいますね、ちょっと長い・・・
ちなみ、アポロは4日間です。
その前に地球の引力が脱出しなければいけないのですが、このスピードが秒速;16.7km
1時間に約6万kmすすみます!
そのスピードをだすには、やっぱり爆発的な推進力を出す固体ロケットの燃焼が必要です。
ロケットが1段、2段.3段などと多段式になっているのは、1段で出た速さをさらに2段で、
2段での速さを3段でロケットを切り離して軽くしていきながら、加速度をどんどん増して、
このような速さを確保しています。
”強さを保ちながら、軽くしていく”というのが、開発でも重要なポイントで、”軽くて丈夫な繊維の固まり”をどんどん改良しながら、より良いものを作っているというのが、ロケット開発で日々行われていることなんです )^o^(
”音”がロケットをおびやかす?
こんにちは!
ロケットの打ち上げのときって、”ゴーォ”というすごい音がでますよ
この音、火が噴きでいているところから発生していますが、地上か
ほんとに大きな音を聞いたとき、鼓膜がやぶれてしまうのと同じで
なので、爆音が出る周辺にはロケット打ち上げ時、水(ミスト)を
ロケットの新しい開発があったりすると音の大きさも変わるので、
新たなことに挑戦する時は、
小さいサイズでもいいので、
ビジネスでもスポーツでもなんでもやってみて失敗して、
”ジオスペース”という響き
”ジオスペース”と聞くと、何を想像しますか?
”なにか壮大な感じ”というのが、自分の印象でした。
”ジオスペース(宇宙空間)”という意味でした。
なぜ、この言葉をしらべたかというと、もう少しで
”ジオスペース衛星(ERG)"が自分もたずさわっているイプシロンロケットで
打ちあがる予定なので、
「どんな意味?」と思い、検索してみました。
衛星の目的は高度:2000~5000kmにあるヴァン・アレン帯、北海道~九州までが約3000kmといわれていますから、そのぐらいの高さ、想像つかないですね・・・
そのヴァン・アレン帯の中を調査する衛星です。
ヴァン・アレン帯は宇宙からの有害な放射線などを遮断してくれる、”生物が生きてくためには
なくてはならない帯”で強力な磁場で遮断をしているそうです。
何かこういうのを聞くと、生き物・人間はほんと、”偶然”がかさなってうまれたのだなぁと
感じます。地球が出来上がった時にこの”ヴァン・アレン帯”ができていなかったら、生物は存在しなかったですよね。
大西宇宙飛行士帰還)^o^(
大西さんが先週、無事に宇宙から帰還されましたね。大西さんが宇宙飛行士になった募集の時、自分も応募してました(笑)
自然科学系の大学卒業で、実務経験も3年以上ありましたので書類審査は通りました。
が、筆記試験で落選、英語のスキルが足らなかったと思います。(勉強不足でした!!)
宇宙飛行士に必要なものとして
”協調性”は
宇宙ステーションの狭い空間で、何人かと数か月滞在となるとやっぱりかなり重要(~_~;)
(もちろん”宇宙飛行士に求められる資質”にも書かれています)
協調性というと商売の成功でいわれている
”三方良し(買い手・売り手・世間:みんながハッピー)”
にも大いに通じるところがあるような気がします。
ひまわり9号!!
ロケットの打ち上げは何十回となく経験してきましたが(打上をライブで観れたことは一度もありませんが・・・)、自分が担当しているところの分離がうまくいったニュースがながれると”ほっと”安心します。(一度、その逆で苦い経験があるので・・もちろん、休日に関係者は呼び出されました!)
ちなみに、”分離”は地上からの電気信号で「ダイナマイトの導火線」のようなものを点火させ、
金属の筒を切断して、切り離しています。
これから、年度内は立て続けに打ち上げがあるので、目にする機会が多くなるかもしれませんね。
宇宙旅行!
宇宙に飛ばすものを作っている職業柄もあって、いつかは宇宙,丸い地球をこの目で見てみたいものです。クラブツーリズムさんがやっている宇宙旅行,約2時間のフライトで約2000万円と住まいの群馬では家が一軒買えちゃいます。
丸い地球の一部を見るのであれば、南アフリカでやっている戦闘機での旅客機よりも高度の高い成層圏飛行で100万ちょっと。場所は南アフリカ。
http://www.kachispo.com/k/875/
(2017年版 宇宙旅行!)
以前書いているものから、3年以上たっているので、最新版に更新です。
2013年に書いている時には、現在、2017年には宇宙旅行者が宇宙に行っている予定でしたが、2014年、試験飛行での事故などもあり、まだ、試験飛行段階にあります。
2013年では、ヴァージン・ギャラクティック社(ヴァージン・レコードなどヴァージングループが作った宇宙旅行会社)のみでしたが、今では、スペースX、アマゾン創設者ジェフ・メゾスが設立したブルーオリジン社も宇宙旅行事業に参入しています。
今をみていると、インタ―ネット界の大手が参入しているということは、それだけ
これから伸びる分野ということなんだと。やはり、日本も追いついていかないといけないですね。
予想では20年後ぐらいには宇宙旅行が当たり前の、時代になっているようです。
宇宙チャンネルも”宇宙旅行が当たり前の時代”を作るべく、少しでも貢献していきたいと思います。
また、宇宙旅行の希望者は”この目で美しい青い地球をみてみたい”という人が多いとのことです。その間は無重力になるのですが、人間が無重力でいる時間は、ちょっとの時間、数分間程度がちょうどいいのかもしれません。長い時間、無重力ですとずっと”乗り物酔い”したような感覚になるので、それが何時間もだと楽しめなくなりますね。
その無重力になれるのは宇宙飛行士のように長期滞在しないと厳しいようです。
きっと、宇宙旅行では訓練や体調管理も含めて行う宇宙へ行くまでの過程も、