宇宙ちゃんねる (Uchu Channel)

宇宙ちゃんねる(Uchu Channel)を通して現役ロケット開発者がわたし自身が語る、ロケット開発の生の声、宇宙や星に関するいろんな情報を発信しています。 そして、この発信からいろんな人に宇宙に興味をもってもらいたい、日本の自然科学・宇宙産業をもっと活発にしたいと思っています。

15年ぶりの火星大接近は終わったが、実は8月はある意味見ごろ

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ニュースでも火星大接近って最近やってましたよね。前回は2003年、ちょっと調べたらこの年に六本木ヒルズはできた年でした、見たぐらいで行ったことまだ、実はないですが。火星は地球のすぐ外を回っている星なんですが、火星の1年は地球の約2倍なんで火星の1年は地球の2年分をかけて、太陽のまわりを回っています。太陽のまわりを回っているから、地球と火星が同じような場所にいるのは約2年ごとにやってくるのですが、太陽のまわりを回る軌道は下の図のようにかたよっているので、もっと近づくのは15〜17年ごとな訳で、それが今回でした。

もっとも離れている時の距離は約4億キロ、7/31の最接近で5759万キロ、地球の直径が1.3万キロなんで、近づいたといってもめっちゃ遠いです。今はとっても輝いてるので南の空に赤い明るい光の星をみれます。ちなみに赤くみえるのは火星の表面は鉄分を多く含んだ土なので、鉄ってさびると赤茶色っぽくなるじゃないですか。あれと同じです。

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タイトルの”なぜ 8月は見頃”かというと8月以降は小学生でも起きている夜の8時くらいから見えるようになるんです。7月は星の高さが低すぎてもうちょっと遅い時間いならないと見えなかったんですが、8月は地球の位置が動いてくる(1年で太陽のまわりを回ってるので)のでもっと早い時間から火星が見えるようになるんです。(火星ももちろん太陽のまわりを回っていますが、地球の方が早く回るのでより見える時間が早くなる位置関係になります)

 

なので小学校のお子さんがいる方も、いつもよりひときわ赤い惑星から、夏休みの絵日記のネタにしてもよいと思います 。

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