宇宙チャンネル (Uchu Channel)

宇宙チャンネル (Uchu Channel)を通して現役ロケット開発者がわたし自身が語る、ロケット開発の生の声、宇宙や星に関するいろんな情報を発信しています。 そして、この発信からいろんな人に宇宙に興味をもってもらいたい、日本の自然科学・宇宙産業をもっと活発にしたいと思っています。

宇宙のふしぎ 宇宙は無重力じゃない↺

宇宙に行くと無重力体験ができる!よく、宇宙の映像で映し出される 宇宙船の中でふわふわ浮いている映像です。 そう、確かに宇宙に行くと”無重力体験”はできます。 しかし、宇宙は”無重力”ではないのです。 そのしくみは・・・・ その”無重力の空間”はハンマ…

宇宙飛行飛行士になるには その② ”ひとの輪にはいって、みんなとうまくやっていくこと”は大切です!

宇宙飛行士なると、アメリカ、ロシア、ヨーロッパなどいろんな国の宇宙飛行士と宇宙ステーションという限られた空間で、長く共に暮らしていくことになります。 (今は常時6名程度が滞在しています。) そういったことを考えると”宇宙飛行士になるには何が大…

夏休み自由研究!夏休みの終わりに月のとなりにくる木星と土星をみよう!

夏休みも終盤です。早い学校は今週の後半から2学期が始まりますね。来週からという ところと8/31までというところも多いようです。 夏休みの終わりといえば、宿題、それも自由研究があったりするのではないでしょうか? 自由研究のテーマにこまっているお子…

今日(8/12)は宇宙イベントが重なりました。

今日はペルセウス流星群(流れ星)が一番多く見れて、ちょうど衛星を乗せてH2Aロケットの打ち上げもあります。 ロケットの打ち上げは https://www.youtube.com/watch?v=hLAz3dLr8fw はもうすぐです。 もちろん宇宙チャンネルもこのロケット作りにもたずさわ…

宇宙の仕事に”何か”を残してみませんか?(宇宙ビジネスアイデア募集の案内です。)

今、JAXAさんのほうで、宇宙にある人工衛星・宇宙ステーションでの有人宇宙活動・ 宇宙輸送(ロケット打ち上げ技術など)の技術やそこで得られた衛星データなどを利用したビジネスアイデアが7/18まで募集されています。 これらを利用したものであれば何でもい…

宇宙業界への就職マニュアル (ちょっと番外編)

宇宙業界というとそんなに多くの企業は日本にはありません。 いわゆる大手は ロケットを作っているところでは三菱重工業,IHI,川崎重工業 人工衛星側ですと 三菱電機,NEC といったところです。 ただ、上のメーカーさんでも売り上げ比率などを見て、メーカーで…

ロケットの作り方 第3弾(ノズルとは?)

殺虫剤は”ノズル”から吹き出ますなんて言いますよね。 ロケットも同じように”ノズル”と言われる部分は燃料が燃焼した 時に生成される高温高圧ガスが吹き出て、そこがロケットの推進力ろなる重要な部分です。 H2Aロケットの場合、吹き出し口は3000度ぐらいの…

Made in Japanの宇宙旅行は?

以前、これからの宇宙旅行で記事を書きました。 海外ではアメリカを中心に活発ですが、日本ではどうなんでしょう? 技術大国、日本だからできるのではと思っている人も多いはずです。 日本では、大手企業はまだまだといった感じです。やはり、宇宙開発はまだ…

流れ星(shooting star)は今日が一番見れそうです!

こと座流星群は今日の21時あたりから一番見れるピークのようです。 宇宙チャンネルの住んでいるところは現在は曇っているので、夜に雲がなくなれば良いですが。 流星群はどうやって発生するのででしょうか。 流星群は地球の軌道と彗星の軌道が交差している場…

なぜはやぶさのカプセルは大気圏で溶けずに地球に帰還できたか?

前回、大気圏では空力加熱により大気圏を通って地表にくるものは超高温にさらされるという お話をしました。 隕石や小惑星も地表に衝突するまえに超高温でなくなってしまうのがほとんどなのは このためです。 2010年に地球に帰還して映画にもなった”はやぶさ…

小惑星が衝突したらどうなるか?

まず、衝突の前に小惑星は”大気圏突入時の空力加熱により消滅してしまうか”ということです。 以前ブログで書いた猛スピードでものが進むとその前面に圧縮された空気がたまり そこに集中するので、空気内の分子がその狭い範囲で活発に動くのでそれが熱エネル…

宇宙業界への就職マニュアル その④

あんな大きなロケットが”安心だ”とどう評価するのでしょうか。 本当はまるまるプロトタイプモデルのロケットを作って、様々な試験をやれば いいのですが、ロケットのコストは大きさによってですが、よく飛んでいるH2Aロケットで 80億、イプシロンロケットで…

ジェット機もビジネスもエンジン1機でも飛ばないといけない?

”空”と”宇宙(そら)”を飛ぶ飛行機とロケットは共通点は多くあるので、本日はちょっと ジェット機で。 共通点の一つはどちらもなるべく燃料を少なく効率的に飛べるようにより軽く・強く 作るわけですが、ブログにも何度か書いている同じ”繊維強化プラスチック(…

宇宙業界への就職マニュアル その③

唐突ですが、ドラマ”下町ロケット”のバルブシステムでは何がキモだったでしょうか。 バルブシステムそのものも重要ですが、 重帝国重工に真似できない、佃製作所の”高い製造技術”でしたね。 この場合の製造技術は簡単に言うと ”何ミクロンという極限に近い精…

どうして宇宙に人がいるの?

もし、あなたにお子さんがいた時に、”どうして宇宙に人がいるの?”というストレートな 質問をされたことはありませんか。 先日、新幹線に乗っていた時、近くにいた4歳くらいの男の子がママにこんな質問をしていました。 ママはうまく答えられなかったようで…

ロケットの作り方 その2

ロケットの作り方の前にそもそもロケットはどういったパーツでできているかを 説明しないとですね。 ロケットは大きく ①衛星格納部:ノーズフェアリング ②タンク部またはモータ部 ③エンジン部又はノズル部 ④継手部3 (JAXAさんより引用) で構成されています…

オリオン座と”ウルトラマン”の故郷が近い事実?

冬の星座といえばオリオン座ですね! 冬は空気中の水分が少ないので、気流の乱れが少なく、きれいに星が見えます。 オリオン座のすぐ近くにはM78星雲があります。 そうです、ウルトラマンの故郷です。といっても、ウルトラマンのM78は架空の設定なので たま…

超小型ロケット打ち上げ失敗の”本当の原因”はなんですか>

今週の月曜日、JAXAより1月の超小型ロケット打ち上げ失敗の原因について発表がありました。 完全な特定はできていなですが、ロケットの打ち上げ時にかかる振動により、 機器に電源を伝えたりするケーブルの被膜がやぶれ、電線がむき出しになり 金属面と直接…

2年前に宇宙に飛んだ”はやぶさ2”はいまどのあたりにいるの?

約2年前の2014年にH2Aロケットによって打ち上げられた”はやぶさ2”。 宇宙チャンネルも目の当たりにしたはやぶさ2について、ふと”どの辺にいるの”とおもい 調べてみました。 現在は地球から1.58億キロ、すでに地球と太陽との距離、約1.5億キロを超えていま…

日本にはなぜ夏と冬があるの?(娘の質問コーナー)

寒い日に幼稚園の娘が、ふとこんな質問↑をしました。”地球が太陽に対して、傾いているからだよ。夏は太陽に近くなり、冬は太陽から遠くなるから 暑かったり寒かったりするんだよ”と答えようと思ったのですが、実はその答えは間違っていました。ちなみに地球…

天気予報には何個の人工衛星が必要なんだろう?

最近、ロケットの打ち上げが多いという記事を先日書きましたが、”そんなにどんな人工衛星を打ち上げているの?”という質問がありました。31回中、4回が気象衛星”ひまわり”です。では、天気予報に4個の人工衛星が必要なの?”と思うかもしれません。実際には”…

H2A ロケット打ち上げは2か月に一回のペースで

こんにちは、宇宙Ch.です。 少し遅くなりました、今週の火曜 1/24に H2A ロケット32号機が打ち上げられました。打ち上げ成功は32回中31回となり、ここ数年は安定してきています。なので、ロケットを作る側としては、開発要素がないので淡々と作っているとい…

宇宙業界への就職マニュアル その②

こんにちは宇宙Ch.です。 少しずつ”宇宙業界への就職マニュアルシリーズ”を紹介していきたいと思いますが、 本日はその②です。 ② 電気工学の知識(ワイヤ―ハーネス編) 自分の専門分野ではないので、概要となりますが、ロケットとには幾つもの ワイヤーハー…

これから人工衛星はスマフォにどのように利用されるか?

こんにちは、宇宙Ch.です。 今日は”人工衛星の使われ方(スマフォ編)”です。 情報としてよく出ているのは、スマフォのGPS(Global Positioning System)機能です。 今のスマフォは地上局(中継局)を各場所に設置し、電波の届くエリアを拡大しています。(日…

”超小型ロケット” 打ち上げ失敗の先にあるもの

こんばんは、宇宙Ch.です。 今日は残念な情報ですが、SS520ロケットを改良した”超小型ロケット”が打ち上げに失敗しました。1段ロケットの燃焼中にロケットからの信号が来なくなり、やむなく太平洋に落下させました。 ”実験的な打ち上げ”ではあったのですが…

”国だけじゃない” 民間宇宙ビジネスのススメ①

こんにちは、宇宙Chです。以前のブログでも書きましたが、これからの宇宙産業は国の仕事(例えば、”ひまわり”などの気象衛星)だけでは、産業として盛り上がっていくのは難しいので、11月に民間にももっと参入してもらうように宇宙活動法が制定されました。 …

人とロケットの推進力はなにか?

宇宙Ch.です。2017年もはじまりました。 今年こそは!という思いを持っている人も多くいるかと思います。 そして、人もロケットも目標に向かってすすむ力→推進力が必要ですよね。 ロケットの場合、推進力は”作用・反作用の法則”により発生しています。 身近…

宇宙活動法で宇宙産業は拡大できるか。

こんにちは、宇宙Ch.です。今年も、残り3日ですね。 今年はロケットの打ち上げが結構多かったのですが、順調に打ち上げが成功していたので 平穏な年末を迎えられています。また、年明けからは打ち上げが続きますが。 今回は宇宙産業の民需拡大に法案”宇宙活…

宇宙飛行士になるには その① ”宇宙飛行士候補者試験には応募の条件をクリアすることが必要です”

今回は、タイトルにありますように ”宇宙飛行士になるには” をシリーズで連載していきたいと思います。 宇宙Ch.もほどなく前回の”宇宙飛行士候補者試験”を受けたのですが、語学力不足で 落選しました(~_~;) 1回目はまず、募集要項に書かれていてる”応募条件…

イプシロンがあがった!

こんばんわ宇宙Ch.です。 本日(12/20)、20:00 鹿児島の内之浦宇宙空間観測所から固体燃料ロケット”イプシロン”2号機が打ち上げられ、無事 衛星を軌道に投入できました。 このロケット開発の段階から1からみてきたもので、変更している2段モータなど、初め…